目次に戻る うまいちゃん

遡ること2か月前



ある日、私は家族で温泉旅行をするため、九州を訪れていた。

温泉街に到着し、目的の旅館へと足を運ぶ。

玄関に入ると、女将がにこやかに迎えてくれた。

女将「ようこそお越しくださいました。ご到着までお疲れさまでございました。どうぞ、ごゆっくりおくつろぎくださいませ。」

女将「当館の大浴場は、朝四時から夜七時の間で男女の入れ替えを行っておりますので、ご注意くださいませ。また、ご家族でご利用いただける混浴風呂もございますので、どうぞお楽しみください。」

母「リリサ、聞いてる?」

リリサ「えっ? あ、うん。聞いてるよ!」

(……なんか説明してた気がするけど、まあ大丈夫でしょ。)

母「私たちはこれから少し観光してくるけど、リリサも一緒に行く?」

リリサ「ううん。ちょっと疲れちゃって。先に温泉に入ってくるよ。」

母「そう。じゃあ、気をつけてね。」

リリサ「うん。」

家族と別れ、私は旅の疲れを癒すため、まだ人の少なそうな時間帯を狙って温泉へ向かった。

リリサ「へえ……思ったより広い。これはのんびりできそう。」

湯船を眺めていると、突然――
ガラガラッ、と大浴場の扉が開く音が響いた。

(この時間に来るなんて、珍しいな……)

私はそう思いながら、音のした方へと視線を向けた。

« 前の話 目次

この話への感想

感想を書くには ログイン してください。
Avatar
エディ Eddy 2026-02-06 18:22:13
うおおおお