3年後
第3話 / 全5話 · 517字 · 約2分
あの日の別れから3年が経過した。俺は小学5年生になっていた。新しい友達もできて、毎日が楽しかった。だけど、あの子のことを忘れたことはない。そうして、この幸せもずっと続くと思った。また、そう勘違いしていた。
ある日、お父さんがこう言った。
「--、すまない、転校することになった。」
俺はまた冷や汗が止まらなかった。
また、別れないといけないのか、と
お父さんを恨んだ心の底から恨んだ。だけど、心の何処かにほんの少しだけしょうがないと思った。
「うん、わかったよ。謝ることじゃないよ」
そうして、俺は転校した。
転校して、また、新しい友達が増えた。先生も友達も優しかった。楽しかった。
けれど、やっぱり不幸は来た
転向してから9カ月後
俺はまたお父さんに言われた
「--、本当にすまない、また転校、、」
「もういいよ」
「え?」
「僕はもう慣れたよ。正直あんな学校嫌だったし」
「そ、そうか、」
俺は作り笑いをして親に嘘をついた。本当は転校なんてしたくなかった。だけど親に心配はさせれない。
そうして、また転校した。