皆はマインクラフトの世界にある端。"ボーダー"ってのを知っているかい?
この記録は僕と、僕の(ネット)友達「ノア」が"ボーダー"の奥に行った記録だ。
あの時何があったか、忘れないように隅から隅まで記録するよ。
(文を作るのは下手くそだから温かい目で見てね)
僕はカイ。(さっきも言ったけど)
僕は、配信アプリでマインクラフトの配信を一週間に5回行っている。
登録者数は50人ぐらいでそこまで大物ではないけど、コメントをしてくれる人が多いので別に問題はない。
その配信を一緒にするのが、僕のネット友達「ノア」だ。
彼女は僕の配信に毎回来てくれ、コメントもしてくれた。
それで僕達は仲が良くなり、一緒にマイクラ配信をすることになった。
カイ:「今回もマイクラ配信やっていくぞー!今日はネザーに行って要塞探ししまーす!!」
ノア:「前みたいにマグマダイブしないようにねー」
【カイやっほー】
【マグマダイブ絶対するw】
【ノアさんこんにちはー!!】
コメント欄はいつもこんな感じでスタートする。
カイ:「まって!やば!マグマに落ちた!!」
ノア:「やっぱりw」
【定期w】
【カイらしい】
そこで僕達は楽しい配信を3時間ぐらいしたあとに切り上げた。
カイ:「ノア今日もお疲れ様!」
ノア:「そっちもお疲れー」
カイ:「少しサバイバルしない?」
ノア:「夜遅いけど、明日休みだしいっか」
そこで僕達は少しサバイバルをプレイすることにした。
洞窟を探し、あっという間にダイヤフル装備にした。
一緒に配信を始めてから1年が経つ。協力プレイなんて僕達には簡単なことだった。
その時、ノアが僕を呼び出した。
ノア:「ちょっとこっちに来て!!なんかある!」
かなり驚いた様子でこっちまでビックリした。
急いでノアのところへ向かった。
そこで僕が見たのは――
黒い線だった
マイクラでは一度も見たことがなかった。
ノア:「これって....いわゆるバグってやつ...?」
カイ:「これって配信でしたらめっちゃいいネタじゃない!?」
僕は配信が大好きなのでいいネタがあったらすぐに配信に使おうとしていた。
ノア:「カイったら...マイクラが壊れてるのかもしれないのよ?」
カイ:「まぁまぁ。別に変わったところがないんだから。」
でももうその時は深夜2時過ぎ。
僕らは一旦"ログアウト"することにした。
次の日、僕はマイクラをすぐにつけた。
正直言って全然眠れていない。黒い線のことで頭がいっぱいだった。
ノアはすでにログインしていた。
カイ:「やっほー!早いね!黒い線のこと気になって眠れなかったのかな?」
ノア:「一睡もしてないわよ。黒い線について調べてた。いろんなサイト、動画、いろいろ調べたけど一つもそれらしきものは出てこない。こんなの絶対おかしい。ゲームのバグだとするなら何かしらの情報が—。」
カイ:「はいはい。そんな大したバグじゃないよ。きっと。取りあえず配信しよっ!」
ノア:「....うん。」
そして配信を始めた。
カイ:「なんと!マイクラをしていたらバグ?なのかな?謎の黒い線を発見しましたー!!!」
【え?は?なにこれ】
【バグ!?みたことない!!】
もちろんコメント欄は大騒ぎ。リスナーの皆も見たことがないらしい。
カイ:「ということで今回の企画はぁ〜?この線を調べてみまーーーす!!」
【神回!?】
【絶対おもろい】
ノア:「
...やっぱり、やめようよ」
カイ:「大丈夫だってw」
僕は軽く流し、黒い線に向かった。
僕は驚いた。線では無く、高い壁。しかもずっと空へと続いている。恐らく僕がマイクラの世界にいたら、ずっと口を開けていただろう。
カイ:「あれ...?」
PCが異常な音を立てている。
ゴオオオオオオオオオオオオオ......
ノア:「熱っ!!!」
カイ:「どうした!?」
ノア:「PCがものすごくうるさいし、熱い!」
ノアのところでも僕と同じ事が起きていた。
カイ:「あ....あれ?..」
ノア:「う...動けない!!!」
PCがおかしくなってしまったのか、全く操作ができなくなってしまった。
【これ...やばくね??】
【大丈夫!?!?】
【これってネタ?】
ゆっくり入っていく。黒い壁の向こう側に。視点も、動きも、インベントリを開くことも...何もできなくなっていた。
第1話 終わり