読み切り
※重い描写が含まれているので注意!
-ある兄弟の物語ー
*登場人物*
メイン
僕
弟
母
はじまるzamasu
僕は弟が嫌い。
だって僕のほうが勉強も運動もできるのに、なんで弟は特別扱いされるんだ。
僕は、そんな弟をずっと憎んでいた。
母も、弟をかわいがっていて、僕には全然気がない。
「お父さんは、、優しかったのに、、、。」
僕はそう思った。
お父さんは、、こんな性格の母に呆れ、出ていってしまった。
僕は弟と一緒の部屋で、よくお母さんが僕たちの部屋に見に来る。
正直言ってやめて欲しい。
僕は見た。
お母さんの、携帯の写真のフォルダに、弟の寝顔が沢山あった。
やっぱりお母さんは僕のこと嫌いなんだ!
そう思って深く傷ついた。
僕は、*自〇*を試みた。
道路に飛び出て、轢かれれば。
ちょうどお母さんは仕事で、僕と弟はおつかいに出ていた。
「絶好のチャンスだ!!」
そう思いながら、信号は赤なのに僕は道路に勢いよく出た。
すると、
「お兄ちゃんっっっ!!!!!!」
っと弟が飛び出た。
俺のことを向こう側の道路までグッッと押した。
その時勢い良くトラックが走ってきた。
弟はそのトラックに押された。
ドゴッッッ
ガシャン
雑音や騒音、人の声が聞こえた。
近所の人が警察と消防に電話し、呼んでもらった。
「お母さん、、、、、、、、、」
「アンタ何してるの!?○○(弟の名前)が傷ついたじゃない!
大体あんたがちゃんと面倒を見ないのが悪いんだよ!」
母の怒鳴り声と僕のいやな汗のにおい。
「お母さんやめて、、、お兄ちゃんは、、、、悪く、な、、、、、、、いよ、、、、、、。」
弟は全力で僕のことをかばった。
僕のせいでこんなに傷ついたのに。
その時弟が言った
「お兄ちゃん、、、、、、、、最後までありがとう、、、、、、お母さん、、、ありが、、、、と、、、、ござ、、、、ました、、、、今までどうも、、、、
ありがと、、、」
ピィィーーーーーーーーーーー
急にピーーーーーという音がなった。まさかと思った。
そう、弟は、、〇んでしまったのだ。
僕は涙が止まらなかった。
自分のせいで弟がこんな目に合うこと。
お母さんは今はどうでもいい。
涙で視界がぼやけ、何も見えなかった。
「、、、、、、、、、、ぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
母の声だ、きっと自分の大切な息子をなくし、絶望と悲しみで叫んだのだろう。
ああ僕はなんてことをしたのだろう。
それから少し月日が経った。
偶然にも母のスマホの中身を見てしまった。
フォルダには、
弟が亡くなった日で写真は止まっていた。
そりゃあそうだ。
もう俺は視界に入っていない。
母親は、ずっと部屋から出てこない。
俺は一生の人生無くした。
終わり
0字
1分未満
14 PV