かぞく
第5話 / 全8話 · 1,517字 · 約4分
「………誰?!」
ナッ…
「ご主人!ジブン!ジブンだよ!』
「…ようたちゃん?」
【兎猫】
好夜のとこに遊びに行くよ★★
間
「好夜~!遊びに来たよ~!」
『やっほ~兎猫ちゃん!いらっしゃい!』
「あれ?ようたちゃんは?」
見当たらない…
「ご主人!』
「………誰?!」
なんか…どことなくようたちゃんに似てる子供が…
…好夜が誘拐した?!そんなわけないか…
「ご主人!ジブン!ジブンだよ!』
…その声と一人称と僕の呼び方……まさか
「…ようたちゃん?」
いや…そんなわk
『だ~いせ~いか~い!』
うそぉ?!
「えっ…マジ?てことはこの前頼んどいた幻覚魔法の件…」
『そ!教えといたよ~!』
「お~!ようたちゃん!これで一緒に買い物とか行けるね!」
「ン。』
めっちゃどや顔でピースしてる。可愛い。
「いや~…それにしても驚いたよ。てっきり好夜がその辺の子供誘拐してきたのかと。」
『ひどっ…そんなわけないでしょ!!』
「ネ、ネ、一緒にお買い物、行かないの?』
かわいっ…(親バカ)
「はわ…うん!行こ!好夜も行く?」
『行く行く~!』
「…コーヨ、悪魔なのに天使界行けるの?』
『行けるよ?誰がようたちゃんに幻覚魔法教えたと思ってんの』
「好夜はね~悪魔の中でトップクラスに魔法がうまいんだよ~」
…しらんけど!
『ま、他の悪魔が幻覚魔法とか苦手なだけだけどね~
物理魔法なら得意な悪魔が多いんだけど』
僕は逆に天使のくせして物理魔法のが得意なんだけどね…
『じゃ、さっそくお買い物にれっつらご~!』
「レッツラゴー!!」
間
〖天使界〗
「ご主人!ジブンあれ!あれほしい!』
「どれ~?…たっか!!!ちょ、ごめん無理…あ、ほらこのコートは?似合うんじゃない?」
「あ…かわいい』
『どれどれ~?…お!かわい~
ようたちゃん、とりあえずちょっと着てみる?』
「…ン』
「かわいい~!!これください!!」
『判断が早い!
ようたちゃんめっちゃ似合ってるよ~!』
間
【悪魔界】
〖好夜〗
「ねねあのさ、ようたちゃんの漢字名決めない?」
うん、唐突!
「…かんじ…』
「あ~っとねぇ」
『ちょいまち~』
私が席を立ってノートとクレヨン(ようたちゃんの魔方陣練習の為に兎猫ちゃんが買ってきてくれたやつ)
を持ってきた。
『ようたちゃん、これが私の名前…で、これが兎猫ちゃんの名前』
私がノートに私と兎猫ちゃんの名前を書きながら言う。
「ふ~ん…?』
『で、兎猫ちゃんが言いたいのは、名前の表記お揃いにしない?ってこと』
多分ようたちゃんにはお揃いって言葉の方が刺さる気がする。
「ようた…夜…歌…?ん~…」
「ネ、ネ、ジブンこれがいい』
「ん~?」
ようたちゃんがさっき私が描いた私と兎猫ちゃんの名前が書いてある紙を見ながら書いた文字から二つ指差す。
「夜…兎……
『夜兎』…夜兎、がいいの?」
ようたちゃんがこくっと頷く。
「夜兎…うん、いいね!じゃ~、改めてよろしくね、夜兎ちゃん!」
『夜兎でようたってあんま読まない気がするけど…まぁいっか
かわいいしめっちゃ似合うしやっぱうちの子天才(親バカ)』
「…ン』
めっちゃどや顔でピースしてくる。
かわいい。
『あ、もう時間遅いし…なんか食べてく?』
「え、いいの!たべるたべる~」
「…食べる』
〚…天使のくせに。〛