まほうのせんせい
第4話 / 全8話 · 1,529字 · 約4分
「もーやだ!!ジブンマホウやらない!!!』
『う~~~~~ん、困ったなぁ…』
時は遡る
〖ようた】
「ようたちゃん、好夜に魔法教えてもらってみない?」
エ
「…ナンデ』
「ん~~…ようたちゃんにはね、魔法の適性があるの」
「…ジブンがマホウ使えたら、ご主人嬉しい?』
「! うん、僕ようたちゃんが魔法使えたら嬉しいな」
む…
「……………わかっ、…た…』
ぬぁ…メンドーだ…
「コーヨ!マホウ教えて!』
『お!もっちろんいいよ~!』
むむ…クツジョク…
「好夜、あのね、ようたちゃんに幻術魔法をメインに教えてあげてほしくて…」
? 何のマホウかよく聞こえなかった。ナンテいったんだろ
『ん!おっけ~任せろぉ!』
「ありがと、助かる!じゃ、僕は仕事に戻ります…」
なんか、ご主人しょもしょもしてる
『よ~し!ようたちゃん!魔法!めっちゃ大量に教えちゃうぞ~!』
「…メンド』
なんかコーヨ、いつもよりはいてんしょん…
時は戻る
〖好夜〗
「もーやだ!!ジブンマホウやらない!!!』
『う~~~~~ん、困ったなぁ…』
「マリョク?とか、カンカク?とか、よくわかんない!!!』
う~~~~~ん…ど、どうしよ…ちょっとテンション上がっていきなり難しいの教えちゃったかも…
『ちょ、ちょっと難しかった?ようたちゃん、もっと簡単な魔法もあってね…あ!そうそう「煙を出したように視える魔法」とか?』
「…ヤダ、やらない、もーやだ』
あ、半泣きだ…ちょっと根詰めすぎたかな…
『そ、そう、幻術魔法覚えたら兎猫ちゃんと一緒に天使界歩けるよ?なんか天使界には綺麗なお花畑とかでっかくてまっしろなお城とかがあるって兎猫ちゃんから聞いてるよ~?』
「お城…でもどうせこっちのお城みたいに見かけジューシの市役所でしょ』
う~~~ん…それは兎猫ちゃんに聞いてみないとわかんないかも…
……
『あ!そうだ!!』
ようたちゃんがびっくりした顔でこっちを見てくる。
ご、ごめん私が急に大きい声出したからだ…
『ようたちゃん、私のとっておきの魔法、見せてあげる!』
ようたちゃんに向けてぱちっとウインクしながら言った。
…なんか、すごい嫌そうな顔されてる?
『よ~~~し!!れっつらご~~~~!!!』
私の魔法で部屋がピカーっと光る。合言葉とかはないけど、いつかは作ろうかなぁ?
間
「…?ここ、なに?』
気が付くと、辺り一面の花畑が広がっていた。何故かあちこちにフォルダが浮かびあがっている…
ま、私の仕業なんだけどね。
『ここはね、私の精神世界だよ~!』
「……?』
ようたちゃんがあまりピンと来てない顔をしている。
『えっとね、この精神世界は私が作ったからね、私のイメージ次第でなんでもできるの。ん〜、たとえば、この花畑の真ん中にでっかい湖を作ったり。』
そう言うと私は手を振り下ろす。そして霧が出てきたかと思えば、気づけばあちこちから流れ出る川ととても綺麗な湖ができた。
『ようたちゃん、魔法が上手になるとね、こんなことも出来るんだよ~!』
「………ジブンにもできる?』
お、珍しく目がきらきらしてる。
『もちろんできるよ!なんせ私がいるからね!』
「……………やる、マホウ、やる!』
お、なんかやる気になってくれたみたい!
『よ~~し!そうと決まれば!部屋に帰って特訓するぞ~~~!!』
「…オー』
…なんかちょっとテンション下がった?
まぁいいや、私はこの精神世界から帰るためぱちんと手を叩いた。