伝説の試合 ~93:20~
第19話 / 全22話 · 1,073字 · 約3分
この日、あるアルゼンチンの青年が大活躍した。その名もセルヒオ・アグエロ。
この試合はプレミア11-12シーズンの優勝争いをするマンチェスター・シティと下位で残留争いを繰り広げていたQPRの戦い。
その年のプレミアリーグ最終節。なんと勝ち点差はユナイテッドと3点。つまり、QPR相手に勝つしか優勝は無いのだ。ユナイテッドはもうすでに最終節を終えている状態。どちらに奇跡が舞い降りたのか…それは読んでからのお楽しみです
結果はシティ3-2QPR
キックオフ
前半からシティが猛攻を仕掛けて行く。しかしなかなか点を取れず前半終了を迎えるかと思いきや前半39分、シティが先制し1点リードで前半終了。これにはシティファンも喜びを隠せないご様子
しかしその後ドラマが…
後半開始
ここで引き分けてしまえば優勝はなくなるシティ。もちろんながら負けでも。
そして後半3分からシティに絶望を与えるQPR。シセがミスを見逃さずシュート。同点へと追いつかれてしまった…
ただ、そんなシティにもまだ救いが。
QPRのキャプテン、バートン退場
シミュレーションのようにも見えなくはないが、プレミア基準ではレッドなんだろう。俺が審判ならイエロー出してるけどね
というわけで数的有利で戦えるようになったシティ。しかし、しかし…
後半21分。なんとマッキーがヘディングで押し込みQPR逆転。シティは2点を取らないと優勝できない。逆にQPRはここで負ければ残留は危うい。
後半アディショナルタイム
後半ATだがなんと1-2で負けているシティ。しかし、5分あるのがまだ救いかと思われたその直後。
45+2分。コーナーキックからジェコが得点し、同点へと追いついた。
そして、その瞬間はやってくる…
実況のタイラーはAguerooooooooo!!と叫び、そのアグエロはエティハド・スタジアムに石像が飾られたあの瞬間。
45+4分、またの名を93:20。バロテッリの倒れながらのパスに反応したのはセルヒオ・アグエロ。
彼は前に敵がいるにも関わらず、右足を振り抜いた。そのシュートはなんと、キーパーの左側を掠めて行った。
シティは大逆転を果たしたのだ。
審判はその後3回笛を吹いた。ここで試合終了だ。
勝ち点はシティもユナイテッドも89だったが、得失点差でシティが上回り優勝!!!!!
そしてQPRは奇跡的に残留。まぁ次のシーズンで降格することになるんだがな
その後、エティハド・スタジアムにアグエロの像ができた。
愛してるぜシティ!!!