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第2話 / 全3話 · 338字 · 約1分
私の足元には黒い私が引っ付いてる。
ジャンプしたら離れるけど、地面に私の足が戻ってくるのを待っている。
夕方になると黒い私は大きくなる。
全力で走っても付いてくるし、正直鬱陶しい。
私はどうやったら黒い私が消えてくれるのか考えた。
喋り掛けても無視してくるし、中指を立てると真似してくる。
思いついた。黒い私は地面にしかいないのだ。
じゃあ、地面のないとこへ行けば付いてこないのでは、と。
私は地面の無い所を探した。
やがて崖にたどり着いた。崖の下は海で、地面はない。
私は黒い私に語りかけた。
「どう?もう地面はないわ。もう付いてこれないでしょう?」
黒い私は何も答えなかった。
私はムカついて海に飛び込んだ。
私と黒い私は海の影となって消えた。
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