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1話

第1話 / 全2話 · 1,326字 · 約3分
今日は4月9日。始業式だ。
新しいクラスが発表され、これから新しい生活が始まる。
(はぁ、自分のクラス、友達1人もいないじゃん...これから1年間、上手くやっていけるかなぁ)
クラスは確認したので、とりあえず教室に入ってみる。
(えっと、◯年3組?ここかな?)
扉を開ける前に、少しだけ中の様子を覗いてみた。
(あ、もう半分くらい人いるじゃん。のんびり歩きすぎたかな)
ガラガラッ
扉が開く音は、みんなの話し声の中に消えていった。
知らない人ばっかりだ。
まあ、とりあえず自分の席に座ろう。
(自分の出席番号は...あ、ここか。)
(って!なんか違う人座ってるし!雰囲気からして後ろの女子の友達か?)
「あ、あの...」
初対面の女子「あ、ここ君の席?ごめんね〜。」
そう言って、席を空けてくれた。
(うーん、なんというか、こういう雰囲気苦手だな...賑やかなのはいいことなんだけどね...)

5分後...

(えっと、始業式が始まるのいつだっけ...)
クラス発表の時にもらった紙を確認した。
(9:20分からか。)
(今が8:45分だから...え!まだ30分以上ある!)
(どうしよう、暇だな...)
(話せる友達もいないし、ただ自分の席に座って待つしか無いのか... )
とりあえず、昨日必死に終わらせてきた春休みの宿題を机の上に並べる。
周りを見渡したが、ほとんどの人が友達と話している。とても自分が話に混ざれそうな雰囲気ではない。
(とりあえず、あと30分、ゲームのことを考えたりして時間を潰そうかな...)
???「あ、あの、ちょっといいですか?」
わ!?
突然後ろから声をかけられて驚いた
真面目そうで、静かな雰囲気の女子だ。
「はい、なんですか?」
???「あの、実は私、春休みの宿題がまだ終わってなくて...その、数学が苦手すぎて解説を見ても分からなかったんです。だから、教えてくれたら嬉しかったり...?」
「あ、うん。いいけど、俺も最終日に急いでやったから、あってるか分からないけど、」
???「それでもいいので教えてください。始業式始まる前に宿題を終わらせないと」
というわけで、数学の問題の解き方を教えた。

20分後

???「本当に助かりました。ありがとうございます。」
「いや、こっちもちょうど暇だったから良かったよ。」
(本当に、暇すぎてどうしようかと思っていた)
星花えりす「あ、まだ名前言ってませんでしたね。星花せいかえりすって言います。これから同じクラスのメンバーとして、よろしくお願いします。」
「お、おう。俺は鎖鎖鎖鎖。えっと、クラスメイトってことだし、敬語じゃなくても良い気が...」
星花えりす「そうかな。まあ、君がそう言うなら...」
時計を見ると、9:10分になっていた。
「てか、あと10分で始業式始まるじゃん!そろそろ体育館に移動する準備しないと。」
周りのみんなも移動の準備を始めている。
星花えりす「あ、ほんとだ。もうそんな時間か。じゃあ、またね。」
星花さんは自分の席に帰っていった。
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