ゆい
「いったああああああ!!!!!!」
地面に叩きつけられたハンカチ。
ハンカチなので死なないが、
痛さはあるんだなあ。はじめて知ったね。
ゆい「まあ痛くはないんだけどね、ハンカチだし」
ないのかよ
とりすけ「ここが人間界だぜ」
ぴこ「さとしくんがいるかもね。
あとこのままだとハンカチだから、
見た目を人間ぽくしてくれる人のところ行こうか」
ゆい「人魚姫みたいな魔女がいることに期待してる」
あき「さあ」
これハンカチになった意味ある?
遊びを元にしてる話だから多少のガバは許してください
白衣の人「はい、人間に出来たよ!
一週間でハンカチに戻るから」
ゆい「...夢は叶わないのが一番だね」
あき「そう」
*
ゆい「つかれたあああああ」
あき「うん」
ハンカチには疲れがあるみたいだね
ゆい「なんで山なんか登んなくちゃいけないのよ〜!!」
あき「たけのこ多いな」
とりすけ「この山を抜ければ住宅街のはずだから...」
山の木が少なくなっていき、道と視界がひらけてきた頃、
見覚えのある町並みが見えてきたらしい。(多分)。
ぴこ「うわ急に眩しい」
あき「ほんとだ見えてきた」
ゆい「ここ、見覚えある!!
さとしくんの居た町かもしれない!」
ぴこ「ハンカチの国のお偉いさんに
出身地を聞いてみたんだ」
とりすけ「でもさとしってやつにあってどうするんだよ」
ゆい「そりゃ、ハンカチに変身して、使ってもらう?」
あき「声が聞こえないじゃん」
ゆい「あ」
あき「それに自我があるハンカチを元主人が使うかって話」
ハンカチの世界に来たハンカチは自我が芽生え始める。
元の世界のハンカチに戻ることは難しいのだ。
言っとくけどお偉いさんは最初に説明してるからね
ゆい「とりあえず会うだけ会おう」
あき「会うに越したことはないか」