テッペン麻鬼
長編連載中
目指すものは''テッペン''なのか至宝の''テッペン''なのか。

テッペン

全3話 4,746字 約10分 15 PV いいね 0
23歳の日本人サッカー選手・天城 翔(あまぎ しょう)は、ドイツ3部リーグの無名クラブでプレーしていた。

日本ではプロ契約すら勝ち取れず、「海外なら何かが変わる」と単身ドイツへ渡った翔。しかし現実は甘くなかった。言葉の壁、文化の違い、激しいフィジカル、そして結果を出せなければ即戦力外という厳しい世界。

それでも翔は諦めなかった。

ドイツ3部は欧州トップクラブのスカウトも注目する舞台であり、多くの若手が上を目指して戦う場所だった。([FC Basara Mainz][1])

ある試合で劇的な決勝ゴールを決めたことをきっかけに、翔の運命は動き始める。

チームを勝利へ導くたびに評価を高め、2部クラブからの関心も集まり始める。しかし、その前に立ちはだかるのは、世界中から集まった才能あふれるライバルたち。

「お前に頂点は無理だ」

そう言われるたび、翔はボールを追い続けた。

仲間との衝突、ケガ、家族との離別、そして何度も訪れる挫折。

それでも彼には叶えたい夢があった。

それは――

世界最高峰の舞台に立ち、サッカー界の“テッペン”を獲ること。

ドイツ3部から始まる、一人の日本人の成り上がり物語。

無名の挑戦者は、やがて世界を震わせる存在となる。

「俺はまだ終わってない。テッペンに立つまでは。」
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