番外編4 鷹乃の過去
ここで野垂れ死ぬくらいなら、
能力が開花して一生働く方がましだ!
私は人間ではない。神でもない。魔物でもない。
私はその全てでもあり、全てでもない。
簡単に言うと、全ての種族を混ぜたみたいなものだ。(ちなみに不老)
そんなのが魔界で生まれたら、もちろん魔族だとわかりにくいから差別される。人間と同じだ。炎や水輝は18歳で親を殺されたらしいが、私は早10歳で親を殺された。
その後は両親の形見の謎の鍵と片眼鏡を受け継いだものの、家は無くなり、さまよっていた。
まだ親が生きていた時、こんなことを言われたことが会った。
私達が持っているこの鍵は、異界へつながる不思議な鍵。もし能力が開花したら、異界の扉の門番として、生涯働かなくてはいけないの。
まあ不死ではないし、まだ能力も開花していないから飢えて死にかけるんだが。まだ先が長く、やることもあった私は、こう言った。
「ここで野垂れ死ぬくらいなら、
能力が開花して一生働く方がましだ!」
その時にようやく(運悪く)能力が開花して、異界の扉の門番の神みたいなものになったわけだ。