転機と転機
もう1つの、雪の転機、それは、いじめである。
一般的に言う、大事ないじめではないが、それは雪はずっと覚えているのである。
無視や、陰口、喧嘩の犯人にされた。
まだ、生命に関わる重大なことをされていないため、許せたが、そうでない人も多いだろう。
初め、コロナで溜まった鬱憤はらしのためにやったことだろう。
最初は、無視から始まった。雪はというと、そんなに気にしてはいなかった。
何故なら、俗に言う陰キャで、友達も少なかったし、好んでボッチになっていたので、無視されてもどうってことなかった。
しかも、相手は相手で、先生に見つからないようにするために、体育などの授業のペア組は、ちゃんとしていたからだ。
陰口も、どうってことなかった。
「雪、嫌い」
などと、言われたが、嫌いなら一々関わってくんな!!と、心の中で思っていたのである。
喧嘩の犯人が、一番めんどくさかった。
「雪にされた。」
と言えば、先生がすっ飛んでくる。
しかし、大抵は、教室にいたので、廊下で起こったもめごとなど、当然出来ない。
そこで、ウソがばれたのだった。
しかし、あと、数ヶ月。
あと数ヶ月で、3年生になれるのだ。
加害者側からは雪に一切、謝罪をしていないのだ。