運命の、クラス替え....
先生が一斉に、新しいクラスト名前が書かれた紙を配っていく。
元々、友達が少なかった雪。同じ幼稚園の友達がいない。
だから、友達作りに励んだ。入学式に出来た友達もいる。
ただ、雪は、❝スマホ❞という、文明の利器を持っていないため、学校でしか喋れない。
ここで、仲のいい友達と同じクラスになれないと、また友達を作る羽目になる。
どうか、1人でも一緒になれますように....。
と、思った瞬間、目の前に紙が配られた。
1組から目を通す。雪の苗字的に、20番目以降は有り得ない。
1組の20番目まで名前がない。
1組には仲のいい人たちが、3人ほどいた。
が、本命は、2組だ。
2組に目を通す....。運命が決まる時だ。3組の先生には、怒ったら怖いで有名な先生が担任だから、絶対になりたくない。
…………………あった!!
そう、2組に雪の名前があったのだ!!
嬉しくて雪はつい、叫びそうになってしまった。
次に、2組全員の名前を見てみる....。
ここで、友達がいなければ、先生は当たり。だが、友達は外れ。になるので、意味がない。
…………隣に座っていた仲のいい友達が声を掛ける。
見て!!雪!!、一緒のクラスやで!!
雪は、また嬉しくなった。
何を隠そう、この友達、大の仲良しで、友達の中で一番話す子だったからだ。
2組の名簿をすべて見終わった時あることに気づいた。
これ、1年の時と同じクラスの人達ばっかやん!!しかも、先生も、1年生の時担任やったし....1年1組再開か....?
しかも、2年の時に嫌やった人ほぼおらんし....!!
しかもしかも、仲のいい友達ほとんどおるやん!!
待てよ....これもしかして、大当たりとちゃうか?!
そう思った瞬間、3年生が楽しみになってきたのである。
次に教室に移動した。
新しい椅子、机、黒板、友達....!!
運命がいい結果になり、ふと、我に返った。
これ夢と違うんか?現実なんか?と。
そう思った雪は、頬を、軽くたたいたり触ったり、目をこすったり。
しかし、そうすることで、痛いし、痒い。
やっと、これが夢ではなく、現実と認識するのだった。
先生のあいさつも終えたことで、次は出席番号順に、自己紹介。
雪は、何を話すのだろうか…………。