視点:qp
「え?は?」
特別棟の委員長室。
僕は学園長からのDMに頭を悩ませていた
qp「いや、なんで生徒が深夜の学園の見回りしないといけないの?」
学園長「え?俺がしたくないから」
qp「めちゃくちゃだよ」
学園長「おお」
qp「おおじゃないが」
学園長「いやこれはおおだろ」
qp「はぁ…(クソデカため息)」
学園長「なんか噂では立って蓋を盾にしだすゴミ箱が襲ってきたとか、
4本の手が生えた自販機が襲いかかってきたとか、
紙飛行機がポストに入ったと思ったら出てきて竜巻を起こしたとか、
電話ボックスから着信がしたから出てみたら閉じ込められたとか、そういう噂もあるから気を付けてね」
qp「え、ちょそれどういう」
学園長「じゃ」
あ。落ちた。
ハァ…
仕方ない。
どうしてこうなったんだろ、まあいいや、こうなってしまった以上やるしかない。
僕の胃痛は収まることを知らなかった。
*
深夜1時 本校舎昇降口
深夜1時の昇降口、数人の生徒が集まっていた。
寝歌、童、
葵音、おさる、好夜、兎猫、そしてqp。
そのうち好夜と兎猫は付き添いである。生徒だけというのも危険だから、ということらしい。
まあ魔法の使える天使と悪魔にライダー部も2人いるから戦力には申し分ないだろう。
もし学園長の言うことが本当なら、ほぼ確実に戦闘は避けられない。だから戦力は欲しかった。
僕1人でも良かったけど、葵音とおさるがどうしても行きたいという事だったので、その他の人にも声をかけて、戦力になる人達を連れてきた、という訳だ。
葵音「ねー怖くなってきたぁー」
おさる「雰囲気あるねー」
キャッキャツ
呑気か。
qp「とりあえず一階から四回まで。危険だから、みんなで回っていこう。変なものには触らない、迷子にならない。いいね?」
全員「はーい」
僕が先頭でフルボトルを利用した特殊な懐中電灯を持って歩く。後ろは順に葵音、おさる、寝歌、童、好夜、兎猫。
少し歩いていると、どこからか、
ポタ…ポタ…ポタ…と水の音がした。
葵音
「ひいいいいいいいい!!!!!なんか水の音する!!!ねえなんか水の音する!!!!」
おさる「え?聞こえないよ?ねえ聞こえないよ!?」
寝歌「どうせトイレの蛇口が開いてるんだろ」
qp「うちの蛇口センサータイプ…」
葵音
「ひいいいいいいいい!!お化けえええええええええ!!!56されるうううううう!!!!」
おさる
「ねえどうしよう!!ねえどうする!!ねえ!!ねえ!!」
qp「うそうそ。バケツに水を汲むようの蛇口は自動じゃないよ。多分それ。」
葵音、おさる「ふぅーーーー。びっくりしたぁ…」
なんか普通の肝試しみたいだな。
そんなこんなで平和(?)に進行していた肝試し、じゃなくて学校警備だが、大きなゴミ箱前を歩いていた時、自体は一変する。
好夜「なんかこのゴミ箱、すごく変…」
qp「変?」
好夜「なんかこう、まるで生きてるみたいって言うか…すごく不気味なの。」葵音「え、ひっ…きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ!!!!来ないで!来ないで!」
葵音が叫んだので慌てて振り返ると、学園長が言ってた手足の生えたゴミ箱が、今にも葵音を飲み込まんとしていた。あまりにも急なことに童も寝歌も変身が間に合わないみたいだ。
好夜「どいて!」
好夜がよく分からない言語で呪文を唱えると、ピンク色の光がゴミ箱に飛んで行った。光は葵音を避けてゴミ箱に命中、ゴミ箱は倒れて、消えた。
残ったのは半泣きの葵音。
すぐにおさるに抱きついた。
葵音「怖かったよおおおおおおおお」
おさる「よしよし、もう大丈夫。」
qp「なんだったんだ今の」
あれが言ってた噂か。
寝歌「なんだっけ、あ、
異象?だっけ。そんな感じ?」
qp「なんだそりゃ。」
イブキに話を聞く必要があるな。
2階へ。この辺はコンビニがあってまだ開いてるから、サッとでいいはず。
結局なにもなかった。強いてなにか述べるなら、
ガタンッと音が鳴って葵音がビビり散らかしていくらいだ。
ちなみにコンビニの店員がダンボールを落とした音みたいだった。
3階。
自販機エリアがある。もしかしたら例の自販機があるかもしれない。
気をつけて進もう。
自販機エリアの前を通りかかったその時。
ギロッ
qp「あぁ!?」
葵音、おさる「ヒッ」
qp「ごめん。誰かに見られた気がした。」
僕は見られた自販機に歩み寄る。触れようとした瞬間。
冗談とかではなく、宙に浮いた。
そしてどこからか4本の手が生えた。
『3,2,1!』
『ロボットイングリス!オラァ!』
寝歌「宇宙、キターーー!」
童「心火を燃やして、ぶっ潰す!」
どうやら今度は変身が間に合ったみたいだ。
倒れてきたタイミングでWキックを喰らわせると、バタンと倒れ、消えた。
2人は変身を解除。
寝歌「本当になんなん!?こいつ」
童は葵音とおさるのフォローに回ってくれたみたいだ。
このフロアには電話ボックスがあるのだが、もう察しのいい人は気づいただろう。
『ジリリリリリリリリリリリリリリリ』
『ジリリリリリリリリリリリリリリリリ』
「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
葵音とおさるの恐怖は最高潮に達した。
好夜と兎猫が逃げようとする2人をどうにか抑え込んでいる。
好夜「大丈夫。大丈夫だからね…」
兎猫「落ち着いて、落ち着いて、ね?」
葵音とおさるは落ち着きを取り戻したらしい。
それでも電話ボックスは鳴り続けている。
童が、「俺が電話を取ってくるよ」と受話器に手をかけた時、バタン!と閉じた。閉じ込めようとしたのだ。その直後、電話ボックスがガタガタと動き出す、
前に銃声が鳴った。無論、僕が撃った。
案の定その電話ボックスは消えた。
あとは猛ダッシュで出口まで戻り、脱出した。
葵音、おさる「怖かったーー」
葵音「けど、楽しかったよね」」
おさる「ね。」
まあ終わりよければすべてよし、なのか?
まあ、僕は報告書書かなきゃ…
僕の胃痛は収まることを知らない。
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ビビり散らかしてる葵音とおさるさん可愛い…w
ビビり方解釈一致で好き
ありがとう
ビビり方解釈一致で好き
ありがとう
ビビり方解釈一致で好き
ありがとう