Cyber=Punkers蒼錆の猫/ks
短編連載中
くだらない世界観のちょっとした共通オムニバス

Cyber=Punkers

全1話 679字 約2分 26 PV いいね 2
2066年における世界情勢は、国家の機能が完全に形骸化し、3つの超巨大複合企業(メガコーポ)による市場独占と階級統治が完成した、極めて退廃的なディストピアと化していた。
高度に発達した電脳技術と身体の機械化が一般化した一方、社会的な富は3社に一極集中しており、人々の生活は以下に示す支配構造のもとで厳格に管理されている。
## 3大メガコーポの統治領域

* ZREEN(ズリーン)
本社:アメリカ
電脳空間のインフラ、次世代AI、および世界規模の情報ネットワークを完全掌握する情報覇権企業。市民の思想や行動ログ、社会信用スコアのすべてを裏から管理・統治している。
* KAJITANI(カジタニ)
本社:日本
軍事兵器の開発、民間軍事会社の運営、およびサイバネティクス(身体の機械化・義体化)を主導する重工業の巨頭。都市の治安維持名目で強大な私設軍隊を保有している。
* MLUKCS(マルクス)
本社:ポーランド
遺伝子操作技術、バイオ医薬品、およびドーム型プラントによる食糧生産を独占する生命科学の支配者。人命の価値すらも保有資産と契約内容によって選別する冷徹なシステムを敷いている。

## 2066年における社会構造の特徴

* コーポレート・ファシズムの確立
既存の政府や法律は無力化しており、各メガコーポが敷く「社則」がそのまま都市の絶対法として機能しています。
* 垂直型の極端な格差社会
メガコーポの幹部らが住まう「上層空中都市」は眩いホログラムネオンに彩られる一方、その排気と酸性雨が降り注ぐ「下層スラム街」は、配給を巡る暴動とサイバー犯罪が日常化する無法地帯となっている。

これはそんな世界で、スラム街である「アウターシティ」での少年らの日常の一部である
第一話から読む

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