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第一章フクシャルペラー 第一話入隊試験(1)

第5話 / 全4話 · 637字 · 約2分
第一章 フクシャルペラー  第一話 入隊試験

今、魔討隊の本部基地一階ロビーでは集会が開かれている。こんなことは仮入隊以来はじめてだ。
20代くらいの若めのお姉さんが前の台に立ち、みんなが一斉にそちらの顔を向けた。
「それでは!今年度13歳になった者のみが参加できる魔討隊の入隊試験を開始する!ルールは簡単!
明後日の朝5時までに自分の相棒となるモンスターを見つけ戦うための資格を持って帰ってくるのだ!」
入隊試験については前から聞かされていたからか、そんな感じなんだな。と思うだけだった。
みんなが一斉にロビーから走り、外へ向かい始めて頃、私と同時期に仮入所した友達の女の子もさっき説明していたお姉さんと一緒に地下へ連れて行かれた。
「……なんで私たちだけ外に行ってはいけないのですか?」
不意に思ってしまったー。考えれば考えるほど不思議になってきたから。
「それは……すまないが上から二人が正式入隊するまで言うなと口止めされているんだ。」
歩いて10分もかからない程度でお姉さんが立ち止まり、なんやらドアの鍵を開けていた。
キィィィーーー!という大きな音を立てながら錆びかけた目の前の大きな扉が開いた。
その中からは衝撃の光景が広がっていた。
「うわぁー!広ーい!でも…」
私が言おうとした直後に同じことを女の子が言った。
「こっ…こんなものが地下にあったんですか‥?」
どう答えるのだろうか。それは私もとても気になることだった。
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