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アイツならもっと上手くやれただろうか

第3話 / 全3話 · 545字 · 約2分
「は、?」
つい間抜けな声を出す。
でもしょうがないだろう。咳をして、花を吐いたのだから。意味がわからない。
とりあえず、スマホで調べてみようと思い立ち、検索する。
花 吐く 咳
とかで検索をかける。まぁ、出てこないだろうと思っていたのに。
一番上に、こんな信じられないような文が出てきた。
花吐病
 病気の一種で、花を吐くことが症状とされている。
 片思い、または両片思いしている人のみがかかり、吐いた花を触ることでも感染する。
 想い人との関わりや、想い人と会うことなどで症状が悪化するとも言われているが定かではない。
 そして、その相手と結ばれないと弱り、死に至る。
 想い人と結ばれると白銀の百合を吐き、完治する。
 現在の医療技術ではその他に完治することはできないとされている。

「は?」
片思い?心当たりがないわけじゃない。でもそれじゃあ…
別の可能性はないのかと、出てきたURLを適当に押す。
しかし、
花吐き病の研究をしている場所
花吐き病に罹ったが完治した患者
花吐き病患者を受け入れている病院
などの、花吐き病に関することしかヒットしなかった。
片思い…、そんなの、心当たりは一つしかない。
アイツ。
────立花 陽だ。
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