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2学期

第18話 / 全20話 · 857字 · 約2分
始業式は諸事情で休み、次の日から行った。
習字の課題を提出して、新聞形式で書けと言われた工場見学の宿題をだして、分厚いプリントを出して.....
みんないつも通りだったので安心した。

下校時間は早かったが、算数の授業と小テストがあった。
算数の授業は新しい単元だった。
横の席の彩香を見ると、鼻をほじっていた。
目をそらし、ふとまた見ると今度は指をしゃぶっている。
見て見ぬふりをした。
(男子が言ってた「彩香は鼻をほじる」ってほんとだったんだ。)
10分ほどして、問題を解き終わった人はわからない人のところに行きましょうと言われた。
彩香は寝ていた。
彩香が寝るのは1学期からあった。
先生の話を聞いているときや授業中、テスト前などに座ったままこくこくとうなづいている。
とりあえず「大丈夫?」と聞くと目を覚ました。
(彩香、4年のときからh学園に行ってたんだっけ。
まだ一番下のクラスらしい。
この前は、「8時まで塾だ」と言っていたし。)
見ると、解き終わっている人は3分の2以上いるのに、誰も彼女のところに行かない。
見かねたので私が教えた。
でもよく考えてみると、わからないとも主張もしないし、手も上げないからこっちもわかっていると勘違いしてしまう。
教えた後、解説が始まった。
授業が終わってから、次の移動授業のために並んでいたら、
理央「「あ」さ、」
楼蘭「うん、」
理央「あの人ずっと寝てるし、ガチやばいw」
楼蘭「まあ、ね。 あの人なんか嫌われてる?みたいだね」
理央「しかもあの人鼻ほじるしww」
楼蘭「あの人話聞いてない見たいだけど大丈夫かな」

どうやらみんな嫌いみたいだ。
楼蘭「華って彩香すき?」
華「好きではない。」
楼蘭「うん....」
(華でもあんまりか、、、存在感ないから?)

私もあいつが嫌い。
美月も咲奈も永梨も嫌いだって言っていた。

あの子には、なぜか腹が立つ。
どうしてだろう。

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