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伝説の試合 ~イスタンブールの奇跡~

神はいる。そう実感した試合だ。
04-05シーズンのCL決勝。決勝はホームアンドアウェー方式ではなく、シンプルな一発勝負。
リバプール対ACミランの戦いだった。
ちなみに試合結果を載せておくと、
リバプール 3(3)-(2)3 ACミラン
でリバプールが5回目の優勝を決めた。

今シーズンのミランは大暴走。それに対してリバプールは奇跡が続いてここまで来た、と言っても過言ではない。
-そして、キックオフ-


前半開始
ACミランがボールを持ち込み、ペナルティエリア少し外側でFKを獲得。キッカーのピルロそこからクロスを上げマルディーニがボレーで合わせ、ミランが先制。
なんとここまで1分。
そして前半28分。シェフチェンコがカカのスルーパスを受けミラン2点目…とはならず。
シェフチェンコ、オフサイド。
前半39分。シェフチェンコ(俺の見間違いかも)のクロスにクレスポが合わせてミラン2点目。
その後前半43分にもクレスポが1vs1を制してミラン3点目。
ここで前半終了。
なんと3-0という絶望的なスコアで前半を折り返した。リバプール乙
リバプールのサポーターは大号泣。
しかし、諦めたら試合終了。負けが決まったわけではない。


後半開始
またもやミランのペース。しかしキーパーのデュデクも必死に食らいついて行く。
そして、後半9分。ここで、奇跡の大逆襲が始まる。
リーセのクロスにジェラードがヘディングで合わせてリバプールが1点目。3-1ではあるが、大事な一点を取った。
その直後の後半11分。スミチェルのミドルシュートがゴール左端に刺さり、なんとここで1点差まで詰め寄った。
ペナルティエリア内でジェラードが後ろから倒され、ここでPK。ちなみに俺はこの判定には納得できない
キッカーはシャビ・アロンソ。超新星はここで爆発。
PKを放ったアロンソ。しかしここでキーパーが阻む。しかしここでアロンソが左足で押し込み同点…
なんと6分でその大逆襲劇を作り上げた。
そして同点のまま後半終了。


延長戦
90分にも渡る物語にはまだエピローグが。
延長後半13分。セルジーニョがここでクロス、シェフチェンコがヘディングで合わせてゴール…と思われたがキーパーが阻む。しかしこぼれ球は無情にもシェフチェンコの元へ…
誰もが決まったと確信したこの瞬間。しかし、ただ一人諦めなかった男がいた。その名もデュデク
やはりキーパー。至近距離からのシュートを止めた。
そのまま3-3で終了。PK戦へ。
ミランは1回目も2回目も外し、リバプールは1回目も2回目も決める。リバプールが優勝へとより一歩近づいた。
しかし、3回目はそうではなかった。
LIV ×
MIL ○
なんと、リバプールが外してミランが決めてしまった。今のところ2-1。リバプールの方がわずかにリードしている。
4回目は…どちらも決めた。つまり、次でミランが外せば勝利が確定する。
ミランのPK。キッカーはウクライナの矢という異名を持ち、今回の試合でもアシストをしたシェフチェンコ。
緩い助走から放たれたそのPKは真ん中を貫き、なんとキーパーの手に弾かれた!
リバプール、0-3から最高の逆転劇。5回目のCL優勝を果たした。
120分にも及ぶこの物語の末には、点数だけを見ては分からないような劇的な逆転劇があったのである。
ちなみに余談だが、その後06-07シーズンのCL決勝でもこの2クラブ同士が当たった。結果はミランが2-1で勝利。
諦めそうになるようなこの試合でも諦めずに続けて優勝へと導いたリバプールの選手達、特に1点目を取ったジェラードは称賛に値する。
諦めそうになることでも諦めずに挑戦することの大切さを知らせてくれるいい試合だと思う。
ダイジェストでもいいので一度見てみてほしい。
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