1年半前
これは、今からちょっと前の話。僕がスパイダーマンになるきっかけを教えようと思う。まあでも、ほんの少しだけどね。でも少しじゃないかも。だってこれ二話分くらい使うし...。これってメタ発言?まあいいや
あれは、僕がまだ高校生になって間もない頃に、オットー博士と校舎を見て回ってたんだ。
窓の外を一緒に見ているオットーとピーター。
オットー「どうだ?気に入ったか?」
ピーター「えぇ。教室とか広いし、設備もすごい!とても気に入りました!」
そのとき、ピーターのバックにひとりの学生がぶつかった。その拍子に足が引っかかってしまい、その学生はコケてしまう
スティーブ「うわっ!」
ピーター「あ、え?!大丈夫?ごめん、怪我してない?」
彼の名はスティーブ・ロジャース。このイースト・リバー高校の生徒のピーターと同じ1年生。
ピーターはスティーブに手を差し伸べる。
スティーブ「あぁ。僕もすまない。引っかかってしまい、申し訳ない。俺はスティーブ・ロジャース。ブルックリンから。俺はここの生徒だ。」
ピーター「僕はピーター!ピーター・チャーリー・パーカー。クイーンズからだ。ピーターでいい。てか筋肉質だな」
スティーブ「よく言われる」
スティーブとピーターは握手を交わす。
ピーター「そしてこのひとはオクタビアス博士」
オットー「どうも、オットーだ」
スティーブ「あのオクタビアス博士?!噂はかねがね。彼とはどういう関係で?」
オットー「私の親友の息子なんだ...。その親友は6年前にNASAの研究所で亡くなって、今は私が養ってる」
スティーブ「あ、すみません」
オットー「いやいいんだ。気にしないでくれ。そういえばスティーブくん...だったかな?...」
ピーターはオットーとスティーブが話しているのを見ていたとき、ピーターの背中から首へ小さな蜘蛛が服をつたり、上がってきている。そして首に辿り着いた蜘蛛は容赦なくピーターの首を噛む。痛みを感じたピーターは首をパシッと叩く
オットー「どうした?ピーター」
ピーター「いや、なにかに噛まれた気がして..。気のせいかもです。あぁ、それより、博士。ちょっと部屋へ戻りましょう。よければスティーブも。」
スティーブ「あぁ。ぜひ行かせてもらうよ」
そう言ってピーターらは職員室の隣にあるロッカー室に入っていった。
スティーブ「ここですか?」
オットー「まあまあ、少し見てなさい」
200番のロッカーの取っ手を掴むと認証音声が流れる。
認証中...。認証者『ドック・オック』
システムが作動し、ロッカーの中の壁が更に開き、地下に階段が続いていた。
スティーブ「おぉ」
200ROOM
O.H.D.Y「おかえりなさい。ドクター・オクタビアス。」
ここは200ROOM。オットーが独自に開設した秘密研究所。
オットー「私はここで、宇宙から飛来した隕石などの研究をしているんだ。まあ秘密の研究所を作ったくらいの極秘物もあるってわけよ」
スティーブ「色々あるんですね」
そのなかには黒い小さな液体のようなものもあった
スティーブ「これはなんですか?」
それを聞いて振り向いたオットーは真剣な眼差しを向ける。
オットー「それは、シンビオートと呼ばれるものだ。人間に纏わりつき、その人の深層心理にある自分の気性の荒い部分を剥き出しにし、暴れる危ないものだ。説明が難しいんだ。すまんね。気をつけろよ。ガラスを割ってくるかもしれん。」
ショーケースの少し暴れまわるシンビオート。今にも襲いかかってきそうな荒さ。
ピーターはソファに座り、テレビをつける
アナウンサー「そして今入ったニュースです。先程、政府公認の秘密軍事基地のFISK タワー武器庫にて、現在でも襲撃活動を続ける強盗グループの「ロキ」が、その武器庫を襲撃したと入ってきました。現在でもSWATやFBIが市民の安全を最優先に「ロキ」に対抗しているようです」
ピーター「最近多いよなぁ。ロキの襲撃」
オットー「ああ。しかしまたキャプテン・アメリカが解決してくれるよ」
ピーター「だな」
その報道を見たスティーブは目の色が変わる。
スティーブ「ちょっと用事を思い出した!すぐ戻る。あ、ありがとうピーター、」
ピーター「おう..。」
そのとき、ピーターの心臓の鼓動が早まる。その頃スティーブは学校を抜け出し、FISKタワーまで走っていった。
ピーターはソファに倒れ込み、意識を失う。
オットー「ピーター?ピーター!!」
遠のいていくオットーの声。
その頃スティーブは自身のバックからメット、スーツを取り出し装着する。胸部には星のマーク。アメリカを象徴するシンボル。そして彼の円型の盾にもアメリカを象徴する星が描かれている。
そう、彼は..。
キャプテン・アメリカ
強盗A「ハッハッハッハッ!最高だぜぇぇ!!」
マシンガン2丁を派手に乱射し、ぶっ放す強盗。武器庫のロックを爆破し、兵器を盗もうとするが、突如として、キャプテン・アメリカの盾がブーメランのように飛びかかってくる。それが跳ね返り、キャプテン・アメリカ右手に戻った。正面には強盗団。
強盗B 「もうきたのか!!」
強盗A「気にするな!殺れ!」
次々と襲いかかってきたり、銃を発泡する強盗団にキャプテン・アメリカは走っていく。
先頭9人の強盗をタックルや攻撃を盾で防ぎなぎ倒していく。
後方にいる4人のマシンガンを構えたものには盾を投げ、武器を落とさせる。
強盗D「しまった!!」
ロキのメンバーのひとりの後頭部に壁に反発し跳ね返ってきたキャプテンの盾があたる。気絶した強盗たち。
スコーピオン「よくやってくれたな」
2階から現れたのはロキグループの幹部であるスコーピオンが現れた。全身には黒い鉄の装甲。背中には自動操作型のスコーピオンの針の尾。
キャプテン「スコーピオンか。朝食にヴィブラニウムはいかが?」
スコーピオン「ありがたいな。でも今じゃない..。喰われるのはオマエだ」
キャプテン「そうか..。お前を捕まえる!」
スコーピオン「やってみろよ...。アメリカのヒーロー」
少しキャプテン・アメリカがため息をついたあとに姿勢を整え、スコーピオンのほうを向いた
キャプテン・アメリカ「ちなみに、ブルックリンだ」
END.