表示設定

文字サイズ
行間
フォント
背景
文字方向

表情のない私の個性って?(秦こころのテーマ

第2話 / 全4話 · 912字 · 約2分
私は秦こころ
感情も薄くて表情もない面霊気である。
そんな私は前に異変を起こして、まぁいろいろとあったのだが。
無事に少しずつ感情も出てくることができて、人にも顔が広がった。
でも一つ悩みがある。私ってみんなにどう思われているのだろうか。
表情もない怖い妖怪かなぁ。それに個性もない気がする。
もしかしたら表情の出るようにもっと特訓した方がいのかな。
ほんと、単純な気がする。
それで私はいろんな人に相談した。でもまぁ予想通り私のことはよくわからないようだ。
でも。1人だけわかる人がいた。
友達のこいしちゃんのお姉ちゃん。さとりさんって人。
この子は人の心を読み取れるんだ。
だから表情に出ない私の感情もわかってくれるんだ。
感情だけでなく思っていることも。
だから一番の理解者だ。
なのでその子に相談すると、
『別に個性がないわけじゃないと思うよ。むしろ表情がないのがこころって感じがするんだよな。だから、ありのままのこころでいいんだよ。』
と言われた。
私にはその言葉が理解できなかった。
正直私の思う個性って、表情や顔って感じがするんだけどな。
笑ってるこいしちゃんがほんとに個性豊かな感じがするをだよなぁ。
そうだ。こいしちゃんにも聞いてみよう。
すると今度は、『こころちゃんは個性豊かだと思うよ。私は表情には出るけど、自分の気持ちについてはよくわからないし』
そこから私は四六時中個性について考え続けた。
そこで一つの本に、『他の人とは違う自分らしさ。』と書いてあるのに気がついた。その言葉を聞いて、何となくわかったかもしれない。
こいしちゃんは、気持ちはうまくコントロールできない。でも私はできる。表情が出ない人は私しかいない。そう思えば私は個性豊かなのかもしれないね。
。、、、やっと理解できたのかもしれない
本当の個性と『私』を。
気づかせてくれたんだ。さとりちゃんとこいしちゃんにはありがとうを言いに行こう。
『ありがとう』
『こちらこそね』
胸の辺りに温かいものを感じる。
これが、、、本当の個性で感情で、、
『私』なのかもしれないな。
« 前の話 目次 次の話 »

この話への感想

まだ感想はありません。