EP.3 蒼炎
第3話 / 全5話 · 358字 · 約1分
「あああああああ!」
焼け焦がれ、ちぎられた腕を見て化け物は激昂し
銘のことには目もくれず。神樂に襲いかかる。
その多く生えた腕で、目にも止まらぬラッシュを繰り出す。だがその攻撃を繰り出すたび、化け物の腕は焦げ、床にゴミとして落ちてゆく。
そして炸裂する神楽のカウンターパンチに、化け物はよろめく、その隙を見逃さず、化け物の腹に繰り出したパンチで、窓の外へと怪物を飛ばす、ここは4階、そして飛ばされた距離はゆうに10メートルを超えているだろう、完全な勝利である、神楽の体を包んでいた炎が消え、神樂はその場に倒れ込む、一時的な延命であったのかはわからない。地獄のような教室は、何の力か元に戻っていく、チャイムがなり、神樂は目をさます。目に映る景色は、先ほどまで見ていた地獄ではなく、窓の外に広がる青空であった。